印鑑を購入する方法

印鑑を購入するとなると、認印であれば100円ショップでも用意することは可能ですが、珍しい苗字の方の認印、そうでない方でも銀行印・実印となると専門の印鑑屋で購入することになります。最近は実際の店舗で購入するより安価での購入が可能ということで、インターネットの通信販売を通して実印を用意する方も多くなってきました。また、印鑑屋の方でもネットの通販に力を入れている企業もあります。

通販ネットの通販の場合、現物を見ない状態で印鑑の購入すること、途中に郵送という手段が介入するために不安に感じるかもしれませんが、素材や書体を自分で選択することが可能で、印影もネットを通して確認が出来るため、ほぼ想像通りの商品を安く手に入れることが可能です。近くに印鑑屋がない、印鑑屋があっても多忙な場合や時間帯が合わないという場合にも通販であれば対応が可能です。到着までの時間が気になることもありますが、注文時間帯によっては即日発送を行う業者もあります。

実印を利用する機会はそう多くはありませんが、必要な時には必要になります。いざという時に慌てないように、卒業や就職、結婚のようなおめでたい機会に実印を用意しておいて、使うべき時にスマートに利用できるようにしたいものです。

女性と印鑑

女性認印を作るタイミングは男女共に変わりはないですし、男性が実印を作ることは然程抵抗がないのですが、女性で実印を作るとなると、作るタイミングが意外と難しいものです。その理由は、「結婚して名字が変わるため」です。独身の時に実印を作っても、結婚して名字が変わった場合はその実印は利用できなくなってしまいますし、迷信めいた話ですが女性が結婚前に苗字の入った実印を作ると結婚後に不幸になると言われており、ご家族の中でそのことを気にして、実印を作成するのに反対される場合もあります。結婚後に作るとしても、人によってはそのタイミングが中々見つからないことがあります

このような事態を防ぐために、女性は苗字ではなく名前で実印を作ることも多いです。女性の場合、苗字が変わることは多いですが、名前が変わるということはあまりありません。女性の方で、お名前が全て平仮名である場合に印鑑として見てもらえるか不安で、そのために「実印の作成に抵抗がある」という話も聞きますが、その旨業者に相談をすると、業者の方で実印の書体を工夫することで問題なく利用できる印鑑を作成してもらえます。未婚既婚を問わず、今の時代は女性でも重要な契約が発生する時には実印を用意することになりますので、名前の実印を用意しておきましょう。

スタンプ印と安い印鑑

スタンプ印現在は「スタンプ印」と呼ばれる、スタンプのように押せる印鑑を利用されている方も多いです。朱肉をつける手間がないことから使っていて非常に便利なもので、特に若い方の場合は「スタンプ印があれば印鑑を揃える必要はない」と考えていらっしゃる方もいるかもしれませんが、スタンプ印は公的な文書に利用できないとしている企業や場面が多いです。その理由ですが、スタンプ印に使われるインクの経年劣化が大きかったことと、スタンプ印の印面はゴム製のため、印影が変形・劣化する可能性があるためです。一部の金融機関や企業の内部で利用する書類でスタンプ印の利用も可能になりましたが、何かの契約時や公的機関への届け出の際にスタンプ印の利用はほぼ認められませんので、スタンプ印以外の、通常の印鑑を用意しておくと何かの際には慌てずに済みます。

また、100円ショップで販売されているような印鑑、所謂三文判は認印として利用できるのかを疑問に思う方もいらっしゃると思います。結論からすると「利用は可能」です。比較的知名度の高い名字の方に限られますが、普段は持っている印鑑を忘れて、急いで印鑑を押す必要がある場合は100円ショップを活用するという方法もあります。

印鑑は1本で十分か

日本では古代より中国風に、重要な契約には必ず押印がされていました。その影響は現代にも残り、重要な契約には必ずといって良いほど印鑑を使います。現代の日本では印鑑は大まかに分けて3種類あり、通常意思確認として利用する認印、銀行で主に利用する銀行印、土地の契約のような重要な決定の際に利用される実印です。3本別々の印鑑を使い分けている方もいらっしゃいますし、1本の印鑑で認印・銀行印・実印に兼用している方もいらっしゃいます。

実印実印はそれ単体では実印としての効力はなく、自身が住民として登録をしている各市区町村の役所に、戸籍上の名前で作られた印鑑を登録申請し、受理されて初めて実印として効力を発揮できるようになります。これが印鑑証明です。印鑑をどう利用するかは個人の自由ではあるのですが、昨今多い盗難、「なりすまし」や文書偽造のことを考えると、認印と実印、銀行印を兼用して利用することは余り推奨できることではありません。また、実印として作成されたものは一見読めない書体の印影になっていることが多いですが、これは一見読めない書体にすることで、印鑑の持ち主を特定しにくくして悪用を防ぐという、経験に基づいた悪用防止策になっています。このことからも、実印と認印を兼用せず、個別に持つことが推奨されることとご理解いただけるかと思います。

このサイトでは、印鑑、特に実印について詳しく解説します。印鑑についてお調べしている方の参考になれば幸いです。