印鑑は1本で十分か

日本では古代より中国風に、重要な契約には必ず押印がされていました。その影響は現代にも残り、重要な契約には必ずといって良いほど印鑑を使います。現代の日本では印鑑は大まかに分けて3種類あり、通常意思確認として利用する認印、銀行で主に利用する銀行印、土地の契約のような重要な決定の際に利用される実印です。3本別々の印鑑を使い分けている方もいらっしゃいますし、1本の印鑑で認印・銀行印・実印に兼用している方もいらっしゃいます。

実印実印はそれ単体では実印としての効力はなく、自身が住民として登録をしている各市区町村の役所に、戸籍上の名前で作られた印鑑を登録申請し、受理されて初めて実印として効力を発揮できるようになります。これが印鑑証明です。印鑑をどう利用するかは個人の自由ではあるのですが、昨今多い盗難、「なりすまし」や文書偽造のことを考えると、認印と実印、銀行印を兼用して利用することは余り推奨できることではありません。また、実印として作成されたものは一見読めない書体の印影になっていることが多いですが、これは一見読めない書体にすることで、印鑑の持ち主を特定しにくくして悪用を防ぐという、経験に基づいた悪用防止策になっています。このことからも、実印と認印を兼用せず、個別に持つことが推奨されることとご理解いただけるかと思います。

このサイトでは、印鑑、特に実印について詳しく解説します。印鑑についてお調べしている方の参考になれば幸いです。